コモンフラワーマンティス達の日々 1/4ページ

ここに掲載された記録は、2005年年末にやってきた初めてのコモンフラワーマンティス達の成長の記録と半生です。
 

2005年12月29日

コモンフラワーマンティス到着!

  午前11時頃、北海道よりコモンフラワーマンティスの2齢幼虫6匹が私のもとに無事到着しました。北海道から発送されたのが12月27日、速達だったので翌28日19時には到着予定だったものの、年末年始であったこと、北国で大雪が相次いだことで、荷物が途中で止まってしまい、半日遅れての到着となりました。
  もともと電話嫌いな私ですが、北海道の郵便局に何度も現在地の確認をしてしまいました。到着時、中のカイロはさすがに冷たくなっていましたが、送り主の梱包の良さと、郵便局の荷物の扱いの良さで箱を開けると何事も無かったように6匹ともプリンカップ天井の網にぶら下がっていました。あの時は本当に焦りました。

  コモンフラワーマンティスは成虫でも3cmほどの大きさの小さいカマキリですので2齢幼虫は本当に小さい!クシャミをしたら皆吹き飛んで行方不明になりそうです。

早速脱皮!
うちに来た当日、早速1匹脱皮して3齢幼虫になりました。
コモンフラワーマンティスは人懐っこくて、指を目の前に近づけると無警戒で指に乗り移ってきます。
2齢幼虫は全体的にオレンジっぽく見えます。よく見ると、細かく茶色の迷彩を施しています。
ケースの外へ出すとコモンフラワーマンティス達は皆上を向いて辺りを見回します。彼らに私の部屋の中はどのように見えるのでしょう?変なところに来ちゃったなぁ~って感じでしょうか?

この写真のコモンはちょと宇宙生物っぽい!
これだけ小さなカマキリの接写撮影はなかなかピントが合わないです。

2006年1月5日

脚のクリーニングをするコモンフラワーマンティス。
この仕草をみるとカマキリだなぁ~と感じます。
水滴と見比べると、やはり小さい。うちに来て約1ヶ月後、8月15日に一回の脱皮を経て羽化しました。

2006年1月8日

 またまた、脱皮です。抜け殻と比べると一度の脱皮でかなり巨大化したように見えます。

上の脱皮を遠めに見たところ。
細かいゴマのように見えるのはカマキリの食事用のコオロギです。注意しないと、カマキリの方がコオロギ達に食べられてしまうことがあります。特にこのように脱皮中は一番無防備で危険です。

2006年1月11日

 1匹脱落

コモンフラワーマンティス達がうちに来て約2週間、1匹どうしても食事を取らないカマキリがいて、とうとう亡くなってしまいました。コオロギが近づくと逃げてしまったり、捕らえてもすぐ離してしまったり、嘔吐したり・・・。

一方で順調に脱皮が行われました。

2006年1月14日

 カマキリ達の生活空間は写真のような感じです。網が多くて狭苦しい感じになってしまっています。カマキリは天井の網にぶら下がる傾向が強いのですが、コオロギ達はプラの壁を登れないため、カマキリ達がなかなか捕食できないでいるため、周りにも網を付けてコオロギが網に登ってカマキリ達が捕食しやすいようにしてみました。

2006年1月16日

 出し始めは、状況があまりよく分からず無反応です。
暫く経つと周りが広くなっていることに気がつき、左右を見回します。ただ、この種はあまり歩き回らないようです。(歩くときは歩きますが)

2006年1月18日

実に可愛いお腹。 ^^

何かこっちを見てます。カメラ気になるのかな?

2006年1月21日

脱皮中です。右の写真と見比べると、脱皮中はお腹をパンパンに膨らませて殻から落ちないように引っかかっているようです。殻を脱ぎ終わるとお腹は平らになってます。